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ひとり極まる

Category : 繁盛記。
ユンホが会計を済ます間、チャンミンは店先で空に昇っていく自分の
白い息を眺めていた。
冬空に輝く星はどれも綺麗で、あまり知らなくても夜空の一等星や
三連星、Wに刻まれた名前くらいは言える。
遠くの山あいに顔を覗かせているのは、おそらく「冬の大三角形」に
違いない。
凍てつく空気は鼻先をわずかに赤く染め、そのまま冷たい呼吸と共に
肺の奥深くまでゆっくりと染み込んでくる。
ひとつ、ふたつ、
小さなくしゃみを繰り返し、チャンミンは思わず身をすくめて店の
中にいるユンホはまだかと目で追った。
ここの店主とは知り合いらしい。
知り合いというのはもしかしたら語弊があるかもしれないが、小さな
店内には見る限り彼以外に人はおらず、そういう店を馴染みにしている
ユンホなら、きっと知り合いだろうと勝手に思っただけだ。
ユンホの交友関係は幅広い。
けれどそれでいて輪は狭く、内側にいる人間はごくわずかだ。
その彼が月のほとんど(半分くらいだと聞いた)を訪れているなら、
それはもうかなり親しい間柄なのだろう。
年の頃は自分たちの父親と同じだろうか。
いかにも厳しそうな、いわゆる”頑固オヤジ”そのものの顔をしていて、
けれど多くはないが時々ユンホの言葉に頷く様子は、遠くから眺めて
いても優しい顔に見えた。
何を話しているのだろうか。
レジ打ちを待ちながら店主と笑っている。
不意にこちらを向く。
チャンミンは慌てて目を逸らした。
”遅いんだってーの”
我慢できないほどの寒さではないが、長くいれば身体は冷え込む。
指先が僅かに硬くなっている気がして、チャンミンは思わずニットの
袖先に冷えた指を引っ込めた。
明るい空色にグレーの糸を織り込んだ上着はユンホのものだ。
何処で買ったのか一見妙に見える色合いは、ユンホが着ると不思議と
"良い"具合いになる。
スーパーへ行こうと誘われて、チャンミンはそれを少しばかり火照りの
残る身体に羽織った。(そういや着てきた上着どこいったっけ…)
柔らかな手触りは心地良く、薄さのわりに寒さを和らげてくれる。
”はっ…”と息を吐いて身をすくめた。
わずかに袖が余っている。
"…………"
身長でいえば自分のほうが高く、けれど肩幅でいえばユンホの方が
遥かに大きい。いくら自分のなで肩のせいにしてもこの違いは明白だ。
違いは他にもたくさんある。
胸板も、腕の太さも胴回りも何もかも、ユンホの方があらゆる点で
上回っている。
この歳で今さら嘆いてもしょうがなく、まして持って生まれた骨格の
違いだろうから、こればかりはいくら鍛えてもどうしようもない。
追いつけるものでもない。
”良いけどね…”
ふて腐れついでに袖を手繰り寄せ(伸ばしてやる←)ニットに顔を
埋めた。
途端に煙草の匂いがした。
ユンホの匂いも。
当然だろう。彼の上着なのだから彼の匂いがして当然だ。
けれどタイミングというか、ついさっきまでの事(要するにその…
ユンホの部屋でしていた事)が急に思い出され、チャンミンは慌てて
頭を振って打ち消そうとした。
ところが消そうとすればする程ソレは鮮明に思い出される。
声はもちろん、イッた瞬間やユンホに耳元で囁かれた言葉、
一度目が終わってもまたすぐに伸びてきて自分を触る指の感触。
荒い息、
腰の動き、
自分を見下ろしながら嬉しそうに笑う、例のユンホのいやらしい顔。
休む間もなく抱き起こされ目眩がする。

"もう一回"
"なんでっ!"
"おさまらない"
"そんなっ!"
"チャンミンほら"
"あ…っ"

明るいうちから散々啼かされてベッドから下ろしてくれなかった。
どうにも恥ずかしくて声を我慢していたのに、"とっくに暗いよ"と
告げられ、もうどうにでもなれと諦めて喘ぎ続けた。
上になり下になり、全身を愛されおかしくなる。
たぶん明るさは関係ない。
彼のやらしさも関係ない。
結局身体の相性は抜群で、ユンホとすると自分でもどうしようもない程
感じてしまう。
ほんとうに世界一サイテーな男だ。
こんな時間からしたらシーツも干せない。
けれど思い出す自分もサイテーだ。

チャンミンは慌てて匂いのするニットを脱ぎ捨て(もちろんそれで記憶が
消える訳はないが)パタパタとはたいて適当に丸めた。
ぶり返しそうになる身体の火照りを、なんとか肌寒さで紛らわそうと
頑張った。
途中、店内でまだモタモタと支払いを続けているユンホに向かって、
心の中で"いい加減早くしろ!"と怒鳴った。


彼は何をしているんだ
何?
あそこ
…………
お、打ち間違えた
しっかりしてくれよ
馬鹿野郎、こんなに一気に買うからだ
商売人のセリフかよ
黙ってろ、会計が済んだら早いトコ帰って鍋でもつつけ
言われなくてもそうするさ
まったく…得な奴だぜ
????
その顔、腑抜けた顔もアイスもあの親友とやらもさ、お前には
過ぎたるもんだって話し
訳分かんねー
俺もだ


やがて両手に袋を下げたユンホが現れ、チャンミンはなんとか治まった
身体と気持ちを抱えながら揃って家路に着いた。
くしゃくしゃに丸めた上着を部屋でこっそりそれなりに伸ばし(w)、
鍋をつつきながら笑ってビールを飲んだ。

そしてその夜、チャンミンはまたユンホに抱かれた。


"良い加減にしろってーの!!!"←





こっそり人気のある(w)スーパーの店主再び(^^)
でも今回はミン目線♡
おやっさんはユノヒョンと店内で会計中なのでほとんど
出てきませんが、年の功かなかなか曲者ですきっとw
私自身好きなシリーズなのでまた書いていけたらな♡



20160704211020e09.png
やっぱりユンホは恐ろしくハンサム…


NO TVXQ NO LIFE.
何だか調子よく書いてますが、いつまた止まるか…
でも皆様いつもあたたかなコメントありがとうございます。
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テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

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た*様

こんにちは鳩子です(*´°`*)
連投と言っていただけてありがたやwでもなかなか
進まないですよぉ〜〜TTTT
ほんと早く一緒の姿見たいって、もうそれだけで毎日
頭ん中妄想パンパンで過ごしてます♡うひひ
ユノヒョンのチャラくてヤンキーで恐ろしくも
格好良い姿にパーーーーンなってパンクしました…
いろいろ無理…_(´ཀ`」 ∠)_

姉さん様←w

こんばんは〜〜鳩っす!
ふぇぇぇ〜〜まさかまさかのコメントに目ん玉飛び出るかと
思ったよっ!!!!しかも名前ないしwww気付いた自分
褒めてあげたい(≧∇≦)←
なんかぜんぜんスローペースになっちゃって、話しも相変わらず
訳ワカメやけど、読んでくれたんほんま嬉しいTTT
まだやっぱ書いていきたいし、時間あったら遊びにきてねん♡
もちろん呑みにも行くさぁ ٩(^♡^)۶
姉さんこそ夏バテ気ぃ付けて頑張ってな!負けたらアカン!
ほんまにありがとぉ〜〜♡♡♡

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k**様

元気です!鳩子です!←知ってるw
暑いけどいっときを思えばだいぶ涼しくなってきたよぉ〜
k**ねぇのトコは今夏タイヘンだったよね(T ^ T)
元気にしてますか?
サボってばっかでお返事も遅くなってばっかだけど
変わらずホミホミしております♡
いつも読んでくれてほんとうにありがと〜٩꒰ ˘ ³˘꒱۶~♡

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